「岩泉ヨーグルト」(岩泉乳業)は岩手県岩泉町で生産されている美味しいヨーグルトです。我が家では珍しく、家族全員がハマっている食べ物です。
最近、一部のヨーグルトはインフルエンザや花粉症予防として人気があるようで、手に入りにくい時期もありました。その様なブームと重なってか、低温長時間醗酵で作られる「岩泉ヨーグルト」も品薄でした。
岩泉ヨーグルト



岩手県岩泉町は本州で一番広い町です。面積992.92k㎡(東西51km、南北41km)で、東京23区と横浜市を合わせたほどの広さだそうです。

日本三大鍾乳洞の一つである龍泉洞をはじめとした鍾乳洞群があります。龍泉洞には世界でも有数の透明度を誇る地底湖があり、観光の目玉です。

岩泉町は山々に囲まれて山林が面積の93%を占めているそうです。 豊かな自然の中で、岩手県内では最も古い歴史を持つ酪農が岩泉町の基幹産業となっています。「岩泉型酪農」とまで言われています。


" 酪農家はこの広大な町の沢々に点在しており、急斜面が多く酪農を営むには決して好条件とはいえませんが、 「豊かな森」と「清らかな水」を活用した岩泉型酪農が1世紀にわたり延々と受け継がれています。また、町全体の農業粗生産額の約33%を占めており、大事な基幹産業として位置づけられています。"
岩泉乳業株式会社HPより)



酪農を営むには条件がよくない土地ですが、酪農家の方々のまじめな努力と苦労により美味しい牛乳と乳製品が生まれているのです。


ヨーグルトのパッケージに岩泉町のシンボル的な龍のキャラクターが印刷されています。金色の「2011年モンドセレクション金賞受賞」が光っていますね。
このパッケージは元々は業務用だったようです。
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器に盛り付けると、少し形が残っています。キレイで見た目だけでも美味しそうです。
岩泉ヨーグルト


グルグルとスプーンでかき混ぜると、トロトロに変化します。スプーンで持ち上げるとトロリとこぼれ落ちていきます。口当たりが滑らかになります。
岩泉ヨーグルト


あまり酸っぱさがないので、子供たちも食べやすいのだと思います。子供たちは、おかわりをして、器もキレイに舐めてしまうほど大好きです。

我が家では子供たちが食べやすいよう、プレーンではなく加糖のものを買っています。ヨーグルトの風味とコクが感じられて、程よい甘さです。


岩泉の厳しい自然で生まれた生乳と低温長時間醗酵という製造法により、まろやかで旨味十分なヨーグルトになっています。これからも食べ続けたいと思うヨーグルトです。