浅草「酉の市」に初めて行ってきました。毎年11月の酉の日に行われており、今回は2回目の酉の日「二の酉」でした。浅草「酉の市」は酉の市起源発祥の神社とお寺である「鷲神社」と「長國寺」で行われます。
(今回のエントリーに使用している写真はiPhone5で撮影したものです。全てPicasaで編集しています)
酉の市は江戸時代から続く年中行事で、開運招福・商売繁盛を願う祭りだそうです。
隣り合わせた鷲神社と長國寺で市が行われていることから、「神も仏も酉の市」と言われているようです。神仏習合の名残りを感じてしまいました。
長國寺です。とにかく提灯が色鮮やかで、目を奪われます。
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縁起物の熊手です。
「鷲(おおとり)神社」です。
鷲神社と長國寺の参道では縁起物の熊手が売られています。数千円から数十万円まで大小の熊手が並び、売り手の威勢のいい掛け声と大勢のお客さんで凄まじい喧騒となっていました。商売が成立すると手締めが行われ、粋な江戸の風情を味わうことが出来ました。
提灯に圧倒されます。
参道に入るまでには、今まで見たこともない程の出店が立ち並んでいます。日本全国、世界各地の食べ物が売られていました。
昭和チックな射的もありました。
多種多様な出店が立ち並び、とてつもない人の波に、ただただ圧倒されます。まるで「千と千尋の神隠し」の世界のようでした。
商売繁盛の御利益をもとめ、参道周辺では食にあふれています。表現が悪いですが人間の欲が集まった異様な活気のようにも思えました。異様なほどの活気が作り出した異次元空間でした。