都会の真ん中に鎮座し、名古屋市民からの厚い信仰を集める熱田神宮。三種の神器の1つ、「草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)」を祀る神社として知られています。「草薙神剣」は、天皇の持つ武力の象徴とされます。
織田信長が今川義元との桶狭間の戦を前に戦勝祈願したされたとされています。10倍もの戦力を有する今川義元軍に信長は見事に勝利します。信長はお礼として「信長塀」を寄進したと伝えられています。
「草薙神剣」を祀っていることから、悪いものを断ち切るという御利益があるとされています。また、美肌のご利益があるとして女性に人気のパワースポットになっています。
東門の鳥居です。この鳥居をくぐると、都会の喧騒と一線を画して神聖な雰囲気に包まれます。
本宮前の最後の鳥居です。奥に本宮の拝殿が見えます。
本宮の拝殿。
拝殿から御垣内を拝すると、さらに奥に本殿があります。
大楠(おおくす)、弘法大師のお手植えと伝えられる楠。樹齢は約千年だそうです。根元が太く、苔に覆われています。熱田神宮のパワースポットです。
熱田神宮の御朱印です。
大都会の喧騒から一歩、境内に足を踏み入れるとガラッと神聖な雰囲気に包まれる場所でした。昔から「雪見山」や「蓬莱島」とよばれ、市民の憩いの場ともなっているようです。
三大神器の「草薙神剣」が祀られ、信長の逸話にも象徴されるように勝負運の神様として側面もあります。その逸話とは対照的に、境内の雰囲気は女性的な柔和な印象がありました。