むらごんの思い込みWeblog

花巻市にある美味しいパン屋さん「粉ひきのゴーシュ」（花巻市幸田） は、小高い丘の田園風景の中に佇んでいます。

田んぼに囲まれた小高い丘の上の道を進むと赤い屋根に白い壁の綺麗な建物が見えてきます。

駐車場に車を停めるときれいな風景が広がります。



店内には飲食スペースもあり、その場で食べることもできるようです。

ショーケースには10種類程度の魅力的なパンが並んでいました。ショーケースで目を惹いたのが「呉助どん」という独特の名前が付いたパンです。一見すると、ハンバーガーのようです。


レビューで見たことがある噂のパンでした。油揚げが2枚、海苔と千切りキャベツ、ゆで卵の輪切りが具材として入っています。花巻市東和町土沢にある豆腐屋さん「吾助堂」の油揚げがメインの具材となっています。


油揚げは醤油が染み込んでいて、パンの具材としては初体験でした。この具材の組み合わせとしっとりとしたパンは絶妙な美味しさです。


こちらは「ヴィエノワ」というサンドウィッチです。ゆで卵にハム、トマトにレタスとマヨネーズが丁寧にサンドされています。少し硬めのパンと具材がよく合います。



もう一つ、美味しいクリームを挟んだ「フランスクリーム」です。フランスパンに挟んだ牛乳の風味が生きたクリーム（自家製？）がかなり美味しいです。 パンは外が固く中がふわふわです。






「チーズディニッシュ？」はパンがフワフワで外のチーズと中のチーズに別のチーズが使われているようでした。

「あんぱん」 はあずきの味が生きた粒あんが入っています。パンは表面の焦げ目が風味を出しています。

「フォカッチャ」はもちもちのパンにチーズと塩が効いていて、香草がアクセントになっています。

パンと具材の組合せが巧みで、具材を生かすためにパンがあるかのようです。それぞれのパンにあう具材を追求する探究心に溢れるパン職人の方なのだと思います。

田園風景と綺麗な建物や庭、店内の雰囲気など、何度も訪問したくなるパン屋さんです。

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