盛岡市の北山にある報恩寺羅漢像に五百羅漢が納められています。
現存するのは1つ少ない、499体だそうです。報恩寺第17世の曇樹和尚が大願主として施入したものです。享保16年(1731)から享保19年(1734)の4年間に京都の9人の仏師によって製作されたそうです。
![報恩寺(盛岡市那須川町)の五百羅漢 報恩寺(盛岡市那須川町)の五百羅漢](https://muragon.net/blog1/Windows-Live-Writer/567a64648399_DEAD/DSC03596_thumb.jpg)
![羅漢堂 龍 羅漢堂 龍](https://muragon.net/blog1/Windows-Live-Writer/567a64648399_DEAD/DSC03601_thumb.jpg)
羅漢堂は,棟札に享保20年(1735)8月が書かれており、羅漢像の完成によって造営されたようです。羅漢堂の天井には龍が描かれています。
石川啄木や宮沢賢治も訪れたという趣きある寺院でした。
まさに厳かな雰囲気の中、時間と場所を忘れてしまいそうになりました。