盛岡市の北山にある報恩寺羅漢像に五百羅漢が納められています。
現存するのは1つ少ない、499体だそうです。報恩寺第17世の曇樹和尚が大願主として施入したものです。享保16年(1731)から享保19年(1734)の4年間に京都の9人の仏師によって製作されたそうです。
羅漢堂は,棟札に享保20年(1735)8月が書かれており、羅漢像の完成によって造営されたようです。羅漢堂の天井には龍が描かれています。
石川啄木や宮沢賢治も訪れたという趣きある寺院でした。
まさに厳かな雰囲気の中、時間と場所を忘れてしまいそうになりました。