今日の朝日新聞によると「天声人語書き写しノート」が100万冊を突破したそうです。
私は昨年の5月から「天声人語書き写しノート」を活用して、天声人語の書き写しを続けています。先月末からは「学習用」を使い始めました。100万冊突破を勝手に記念して、「学習用」書き写しノートを紹介します。
始めた理由や書き写しの効果などについては、以前の記事(朝日新聞コラム「天声人語」書き写しノートを購入しました。)に書きましたのでそちらをご覧ください。
天声人語書き写しノート 学習用



学習用はきれいな若草色の表紙です。
天声人語書き写しノート 学習用

ノートの中身です。通常の書き写しノートと、一見すると変わりが無いように見えます。
天声人語書き写しノート 学習用


以下、通常の書き写しノートとの違いです。

天声人語にはタイトルがありません。記事のタイトルを自分で考えて書く欄があります。
タイトルを考える

左ページの上段には辞書で調べた漢字や言葉を書く欄があります。その下に内容の要約や感想を書く欄が設けられています。
ことばを調べる、要約や感想


今のところ、タイトルについては毎日続けています。タイトルを考えながら書き写すと、内容が頭に残ると思います。分からない漢字や言葉は調べることは少ないのですが、読み方などを書き込んでいます。

かなりマンネリ化していましたので、「学習用」はタイムリーでした。

今日の朝日新聞には100万冊突破を記念した記事が載っていました。脳トレで有名な川島隆太東北大教授のコメントが参考になりましたので、引用しておきます。

"(前略)やり方次第で作動記憶力の効果的な訓練になるそうだ。(中略)お手本の文章を見て、言葉の固まりを覚えて書く。「この時、一度に記憶して書き写す固まりをだんだん大きくすることです。最初は単語ごとだったのが、徐々に1行、2行というふうに、一度に覚えられる固まりを大きくする。それを心がけるのです」"
(朝日新聞 2012年6月13日 31面)

今日から早速実践してみました。意外に覚えられない...(;_:) のですが、少しずつでも、覚えられる行数が増えるように訓練したいと思います。



1年以上続いているのですが、その秘訣は?と聞かれると習慣付けが一番なのだと思います。でも、モチベーションを持ち続けるのは至難の業です。

モチベーションを高めるために実践していることは、便利な道具やお気に入りの筆記具を使うことです。これは私にとっては効果がありました。

書き写しに便利な道具や万年筆を紹介した記事です。
超便利な1枚切りカッター「オルファ キリヌーク」で朝日新聞「天声人語」をきりぬーく。
楽しめる優れた道具、初心者用万年筆「ラミー サファリ(LAMY safari)」。
ペン習字用万年筆「ペリカーノ・ジュニア(Pelikan Pelikano Junior)」で手書きを楽しむ。


今後の目標としては、書き写しは夜が多いので、朝に行うことを増やしていきたいと思います。脳科学の面からは朝に行う方が理にかなっているそうです。