品川の旧東海道にある船宿天ぷら「三浦屋」(東京都品川区北品川)に行ってきました。旧東海道から少し路地に入った場所にあります。 天丼が美味しいことで有名なお店です。
フジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげでした」の『きたなシュラン』というコーナーで紹介されたことがあるようです。 "きたな"というよりは庶民的(値段も)で雰囲気のいいお店でした。
このお店は「東京さんぽるぽ」という本で知りました。 この本によると、昔、店主の家は東京湾で漁師をしていたようです。子供のころから、釣り客に捕れた魚を天ぷらにするのを、船上で手伝っていたそうです。
外の看板には極上丼、特上丼、さかな丼、かきあげ丼の写真があります。待っている間、特上丼とかきあげ丼で悩みました。
店内には『きたなシュラン』の認定証とトロフィー?が飾られていました。壁にはとんねるずの憲さんが書いた、ペレのサインが残っていました。
座席はカウンターとお座敷があり、お客さんでいっぱいです。たぶん16、17人で満席になるかと思います。
悩んだあげく、極上丼(1300円)を注文しました。天丼の具は「穴子、きす、めごち、えび、ししとう」です。一番奥に写っている横に長いのが穴子です。
衣はサクサクで油のしつこさがなく、飽きのこない美味しい天ぷらでした。甘めのタレが天ぷらによく合っています。ご飯も美味かったです。
天丼にはアサリの味噌汁とお新香が付いてきます。アサリの味噌汁が天丼を引き立てているようでした。
昔、漁師町だったころの品川を想いながら、極上の気分になりました。