毛越寺の紅葉を見てきました。紅葉の時期に毛越寺に参拝したのは初めてです。浄土庭園と紅葉は本当に美しい景色でした。
毛越寺は嘉祥3年(850)、慈覚大師によって開山されました。奥州藤原氏二代基衡(もとひら)から三代秀衡(ひでひら)の時代に壮大な規模の伽藍が整備されたと伝えられています。往時には堂塔40、僧坊500もの伽藍を有し、中尊寺をしのぐ規模だったそうです。
現在は「大泉が池」を中心にした浄土庭園、平安時代の伽藍遺構が保存されています。国の特別史跡と特別名勝の二重の指定を受けています。現在の本堂は平成元年、平安様式にて建立されました。
大晦日にはライトアップが行われています。(毛越寺「元朝詣り・浄土庭園ライトアップ」は初詣前の大晦日がおすすめ)
本堂に向かう参道にも多くのモミジが植えられています。真っ赤に染まっていました。
浄土庭園の大泉が池の周りには程よい間隔で広葉樹があり、上品な美しさを感じました。
池に水を流す遣水周辺も美しいです。遣水に落ちた落ち葉、水面に映る紅葉も趣があります。
浄土庭園と紅葉が織りなす情景は素晴らしいものでした。