浅草の伝法院裏側には居酒屋が立ち並ぶ通りがあります。ホッピーを出すお店が多いためか、通称「ホッピー通り」と呼ばれています。ほとんどのお店が牛すじ煮込みを提供していることから、「煮込み通り」と呼ばれることもあります。昼(または朝)から開いているお店が多く、昼間っから飲んでいる人たちでにぎわっています。
数年前には、道路まではみ出さんばかり?にテーブル席が出されていました。お店がセットバックして、道路が広くなり、きれいなお店が増えました。
以前のホッピー通りです。近くにJRAのウィンズ浅草があることから、レースがあるときには朝から飲んでいる競馬ファンの率が高かったように思えます。
現在のホッピー通りは道路が広くなっています。以前に比べて若い人が増えて、客層の幅が広がったように感じます。多くの外国人観光客が飲んでいる姿も目にするようになりました。
ホッピー通りの中でも居酒屋浩司には何度も足を運びました。
ホッピーと牛すじ煮込みは外せません。
大鍋でグツグツと煮込む「牛すじ煮込」、牛すじは一度圧力鍋で煮るのだとか。とろける牛すじと旨味が詰まったスープは絶品です。
ハムカツや納豆揚げ、もつ焼き、鳥皮おろしポン酢、ポテトサラダ、砂肝ガーリックなど、名物おつまみを上げれば切りがありません。
浅草神谷バーの電気ブランは、飲み過ぎに注意。
電気ブランは神谷バーの創業者が作ったブランデーベースのカクテルです。神谷バー(右)はお洒落なビルです。
ライトアップされた浅草寺の五重塔と東京スカイツリー、定番の撮影スポットです。
再開発が進む東京の中で、ホッピー通りも少し様変わりしつつあります。それでも居酒屋浩司でホッピーと牛すじ煮込みを並べれば、変わらない安心感が湧いてきます。