盛岡市上ノ橋町にある盛岡正食普及会で「ライ麦100%パン」を買ってきました。お店の方が言うには血糖値の値を下げる効果があり糖尿病の人にお薦めだそうです。そう言えば、ライ麦は糖尿病予防に効くと聞いたことがあります。
お店は上ノ橋近くの昔の風情が残る一角にあります。建物は黒漆喰の土蔵造りで明治時代に呉服問屋(旧井弥商店)として建てられた歴史的な建造物です。
今日の目的は「ライ麦100%パン」でしたが、もうひとつ「完全粉パン 粗挽き」を買いました。(完全粉とは小麦の表皮、胚芽、胚乳をすべて粉にした全粒粉のことのようで、通常の小麦粉よりも栄養価が高く、食物繊維や鉄分、ビタミンB1の含有量が高いそうです)
ライ麦100%パンはズシリと重くてとても堅いパンです。長さが20cm、幅が8cmくらいで、厚さが3、4cmくらいでしょうか。ライ麦が100%ですから、ギッシリと圧縮してあります。
薄く切って食べますが、見た目はコルクのよう?です。このお店の近くにある「藤原養蜂場はちみつ村」で買った蜂蜜を付けて食べました。少し塩が入って、癖になる味です。蜂蜜やチーズ、ジャム(たぶんマーマレード)が合うと思います。試しにオーブンで焼いてみましたが、少し柔らかくなり風味が増しました。
このライ麦100%パンは南大通りにあるスコッチバー「見聞録」で知りました。ブルーチーズを乗せて出される不思議な(酔っているので余計に)食べ物で、スコッチによく合うものでした。私はこの不思議な食べ物が大好きになり、マスターの奥さんに売っているお店を教えてもらったのです。自宅で食べられて嬉しいです。
「見聞録」で出されるブルーチーズを乗せたライ麦100%パンです。酔っているので写真がブレています...。
「完全粉パン 粗挽き」の方ですが、昔ながらのパンといった感じでやや茶褐色を帯びています。全粒粉だけあって、表皮や胚芽と思われるツブツブが混じっていて、独特の風味と食感があります。