文京区大塚にある真言宗豊山派大本山「護国寺」に行って来ました。
すぐ隣に日本大学豊山高校(知人の出身校)があるのですが、護国寺によって明治20年に設置された中学林・大学林が前身だったようです。
護国寺は徳川綱吉が母親、桂昌院のために天和元年(1681年)に創建したそうです。江戸三十三箇所観音霊場の第13番札所です。
関東大震災や東京大空襲などの災害にあいましたが観音堂は残り、重要文化財になっています。単層の入母屋造りの屋根をもつ大木造建造物です。
仁王門です。本堂と同様に元禄期に建立された可能性もあるとのことです。門正面両脇に金剛力士像(吽形、阿形)があります。
仁王門を過ぎると石段の中腹に不老門があり、本堂(観音堂)に続きます。三尾邦三氏の寄進で昭和13年4月に亀山茶碗の記念として建立されたそうです。両脇にはツツジやサツキが植栽されています。
不老門を潜ると、本堂が見えてきます。
本堂
護国寺裏の墓地には三条実美、大隈重信、山県有朋らの墓所があります。