銘菓「かもめの玉子」で有名な岩手県大船渡市のさいとう製菓は3月11日の東日本大震災で本社が津波に飲まれ、直営店なども被災しました。工場は同市の高台だったために無事でしたが、地震で設備が破損していました。
材料の調達に目途が立ち、「復興の先導役になりたい」と4月7日に一部の商品を生産再開、4月20日には主力商品である「かまめの玉子」の生産を再開しています。
家の子供達も「かもめの玉子」が大好きで、震災前には近所のスーパーでも売ってましたので時々買っていました。
そんな「かもめの玉子」の姉妹品でチョコレート味の「かもめのショコらん」を大船渡の知人から頂きました。
「かもめの玉子」とは違った洋菓子風デザインです。
開けてみると形は「かもめの玉子」でチョコレートに包まれています。
半分に切ってみました。中央にはアンに包まれてチョコレートが入っていました。
「かもめの玉子」とは違った味わいで、まろやかなチョコレートが美味しいお菓子でした。子供達も喜んで食べていました。
さいとう製菓のホームページには「製菓誕生物語」というページがありました。
さいとう製菓は齊藤俊明社長の祖母キヌエさんが興した齊藤餅屋から始まったそうです。そのキヌエさんは元々、東磐井郡折壁村(現一関市室根町折壁)の大きな農家だったとか。養蚕で大失敗して財産を失い、となり村・大原(現一関市大東町大原)の深い山奥に入り炭焼きで細々と生計を立て、その後、大船渡で商売を始めたそうです。
昭和35年にはチリ地震津波でほぼ全壊の被害から立ち直った経緯もあるそうです。今回も大船渡市の復興のシンボルとして頑張って欲しいです!
Comment [1]
No.1rutsumiさん
何層構造なんだろう???甘系の中でもチョコ系に特別引きつけられ、つまみ食いをしながら仕事?しています。あ~。甘系食べよ~^^