JR東日本盛岡支社が「いわてデスティネーションキャンペーン(いわてDC)」に合わせて運行を開始したジョイフルトレイン「ジパング」に乗りました。乗車したのは5月3日から6日に運行された「展勝地さくら号」です。東北本線の一ノ関駅から北上駅までの快速運行で、往路は40分、復路は50分の乗車でした。
485系電車をリニューアルして、「東北地方の歴史と自然」と昨年に世界遺産登録された「平泉」への期待をデザインしたそうです。「落ち着き」、「重厚感の中にあるさりげない煌きらびやかさ」をテーマとしています。
「展勝地さくら号」は通常の普通自由席でしたので、休日フリーパスを利用しました。
一ノ関駅では東北新幹線の臨時「はやて355号」からの接続で、多くの観光客が利用していました。そして、一つ目の停車駅「平泉」でほとんどの人が降ります。世界遺産効果を実感しました。
フロントガラスが広く、座席から前面を展望できます。
先頭車両と最後部車両のデッキは、光と映像による「現代と平安時代」の演出がなされています。両側にはモニターがあり、岩手の観光地を紹介しています。壁は秀衡塗りのような金箔と漆塗りがイメージされていて、平安が表現されています。
先頭車両はペアシートが設置され、展望車両となっています。窓ガラスが大きいので景色を十分に楽しめます。 小学生程度なら大人2人と3人掛けも可能です。
ちょうど田植えの準備が始まっていて、水が張った田園風景はキレイでした。
北上駅からの帰りは時間調整で六原駅にも停車しました。
運転席の後ろには前方が展望できる席があります。
前方の席はこんな感じです。ちょっと堅め。
フロントガラスと両側のガラスが大きいので、最高の展望です。
復路、ただひたすら前面展望を動画撮影してみました。本当にただひたすら前面の眺めです...。(^^ゞ
動画は前沢駅から一ノ関駅です。
展望車両は少し座り心地が悪いですが、眺めがよくて楽しい電車の旅でした。 普通の乗車券で豪華な気分を味わえるのは魅力だと思います。