盛岡市中ノ橋通にある老舗のそば屋さん｢直利庵｣で異色とも言えるカツカレーそばを食べました。
.jpg "カツカレーそば")
南大通りのバスセンターにほど近い場所で、裏通りの少々難い場所にあります。「直利庵｣を角にＬ字型の路地になっています。
東家と並ぶ｢わんこそば｣の有名店で観光客も多いお店です。会席料理も美味しいと評判で、風情のある座敷が2階にあります。季節のメニューも特徴的ですが、通常メニューが豊富です。通常メニューの中でも中華そばが有名で人気があります。親子丼やカツ丼などの丼モノも美味しかったと思います。
今回はカツカレーそばの存在を教えてもらい、カレーそばが好物の者としては是非食べてみたいと来店した次第です。
お店の方がキビキビと動いていて、カツカレーそばを注文すると小皿に乗った割り箸とレンゲが運ばれてきました。 .jpg "割り箸、レンゲ")
運ばれてきたカツカレーそばには、確かにカレーそばにカツが入っています。大きなネギとカツだけのシンプルな具材です。カツを横にしてみると、思っていたより厚みがありました。 .jpg "カツカレーそば")
とろみがあってアツアツの汁とカレーのスパイスで体がとても温まります。細めのそばと汁が絡んで、美味しいカレーそばです。そこにカツがあるのが少し不思議な感じを受けます。
最後までカツの衣が剥がれないことにも驚きました。衣が溶け出して汁が油っぽくもならず、だしの効いたカレー味の汁を味わうことが出来ました。大きなネギもアクセントとなって、さらには油っぽさを和らげる効果がありました。
.jpg "そば湯")
カレーは、カツとそばのそれぞれと相性がいいのは分かります。たぶん、カツとそばの相性がいいという人はいないと思います。それぞれに相性のいいカレーによって旨みが生まれているようでした。
