一関市大東町にある小黒滝は四季折々に美しい姿を見ることが出来ます。冬の小黒滝の景色と、デジタル一眼(ミラーレスですが)での滝の撮影方法を紹介というより、自分の覚書的に掲載します。NDフィルターを使わない、素人の撮影方法です。
まず、スローシャッターが基本になりますので、三脚は必須となります。スローシャッターでの撮影となりますので、陽が明るい場合には露出オーバーとなる可能性があります。ND(減光)フィルターがあれば、光を抑えることが出来ます。
1.三脚を準備
2.スローシャッター(1/3から1/10秒)
3.ND(減光)フィルター
今回、NDフィルターを使わずに撮影してみました。単にNDフィルターを忘れただけですが...(^^ゞ
天気が良かったので、スローシャッターでは下の写真のように露出がオーバーとなり、滝の流れも白飛びしてしまいます。
露出オーバーで、さらには滝の流れが白飛びしています。
時々、雲に太陽が隠れましたので、陽が陰ったのを狙って、露出をマイナス補正して撮影することにしました。シャッター優先(S)モードで撮影です。
ISO感度はすべて100、絞りは最高に絞ってF22として、少しでも暗くなるようにしました。露出は0から-5と状況を見ながら変えて行きます。
冬の滝の風景なので、少し暗くして緊張感があるようなイメージとしました。
NDフィルターがあれば、マニュアル(M)モードで撮影して、もう少し絞りを開きたいところですが...。
F22 1/4秒 ISO100 露出-2.7
F22 1/10秒 ISO100 露出0
F22 1/10秒 ISO100 露出-3
陽が当たる部分が白飛びしています。
F22 1/5秒 ISO100 露出-2
F22 1/10秒 ISO100 露出-1.7
F22 1/8秒 ISO100 露出-2
F22 1/4秒 ISO100 露出-2
F22 1/8秒 ISO100 露出-2
F22 1/2秒 ISO100 露出-3
1/2秒まで落として、雪の部分が一部白飛びしました。滝の流れがより繋がって綺麗です。
F22 1/4秒 ISO100 露出-2
1/4秒とすると雪もきれいに写りました。
F22 1/2秒 ISO100 露出-3
F22 1/4秒 ISO100 露出-3
F22 1/2秒 ISO100 露出-2
小黒滝全景です。
シャッタースピードは、滝を大きく写す場合には1/4秒が好みでした。
小黒滝を眺めていると時間を忘れてしまいます。雪景色の小黒滝は寒さを忘れるほどに美しいものでした。撮影となると、滝と雪の露出を適正にするのは難しいものがありました。
今度は春に行ってみたいと思います。