神田淡路町老舗そば店『かんだやぶそば』(神田淡路町)で旬のお薦め「かきそば」を食べました。雪が降る寒い中、結構な距離を歩いた後でしたので、温かいそばを選択しました。

明治13年(1880年)創業という老舗です。


かきそば


「かんだやぶそば」周辺は老舗や名店が多く風情がある地区だと思います。「かんだやぶそば」は板塀に囲まれて庭もきれいで料亭のような雰囲気です。その外観から、初めて行くと敷居が高い気もします。
かんだやぶそば


店内も名店といった風情に溢れるお店です。お店の雰囲気を楽しめるのも老舗の良いところだと思います。
注文が入ると独特の口調(口上とも言うべき)で「せいろうぅ いちまいぃ~」という声に続けて店員さん達が繰り返します。

昼間でもお酒を飲んでいる人が多いのも東京の老舗そば屋といった感じを受けました。酒のつまみになりそうなメニューもあります。

『かきそば』は思ったより粒の大きな牡蠣が入り、上品なつゆに牡蠣のエキスが溶け込んでいました。ゆずが乗せられていて、ゆずの香りが効いていました。盛りは少なめですので、あっという間にそばを食べてしまいました。
かきそば


驚いたのは厨房にいる職人さんの多さです。そば屋とは思えない程の人数で調理をしていました。たぶんですが、修行の人も多いのだと思います。

味だけでなく、店の雰囲気を味わえる神田の名店でした。

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