都電荒川線の三ノ輪橋と荒川一中前の停留場間に並行するように約400mの下町商店街があります。"チンチン電車に会える街!"というキャッチフレーズの「ジョイフル三の輪」商店街です。
八百屋さんに魚屋さん、惣菜屋さんが並んでいます。魅力的な惣菜屋さんが多くあり、手作り惣菜が店先で売られています。デパ地下では味わえない下町の味を堪能できます。
前回は朝早かったためお店が開いていませんでした。今回はランチを兼ねてお昼頃に行ってみました。
惣菜などを買いながら、商店街を歩くことにしました。適当に座れる所を見つけて食べようという次第です。
荒川一中前の都電停留場から「ジョイフル三の輪」に向かいました。一直線のアーケードです。
「おでん種 神崎屋」。おでんの具だけを売っているお店でしょうか。夏場も需要があるのかな?という疑問が湧きましたが・・・。こういう専門店があるのも下町の商店街らしいところです。浅草の千束商店街には貝だけ売っているお店があったことを思い出しました。
「餃子専門 さかい食品」。有名な餃子のお店です。焼き餃子も売っていましたが、外で餃子を食べるのもどうか?と諦めてしまいました。ちょっと後悔・・・。10個で300円とは安いですね。
「お惣菜の店 きく」。ザ・下町の惣菜屋さんといった雰囲気!天ぷらや揚げ物を揚げて、その場で売っているお店です。ライスも売っているようで、天ぷらなどの揚げ物とライスを買って行く人がいました。
有名な"紅しょうが天ぷら"を買ってみました。揚げたてサクサクで、紅ショウガの辛さと酸味が油を中和してくれます。初めて食べる味です。
「パンのオカムラ」。店頭には作りたての多くの種類のパンが並んでいます。懐かしい昭和チックな店構えとショーケースです。以前、サンドウィッチを食べたのですが、かなり美味しかったことを覚えています。
コロッケパンやハムカツパンなどの調理パンに目移りしてしまいました。しかもリーズナブルです。
残念ながら、サンドウィッチは売り切れでした。朝のうちに売れてしまうのかもしれません。
悩んだ挙句、なぜか"あんドーナツ"を買っていました。素朴な味が最高でした。
「鳥富士(とりふじ)」。数十種類の惣菜が並んでいます。「惣菜のテーマパークや!」と言いたくなる光景です。かつては鶏肉専門店だったようで、鶏肉を使った惣菜が多いようです。日向鶏の串焼きが売られています。
レバ串、かわ、ぼんじり、手羽先をゲットしました。美味しいレバ串でした。こんな惣菜屋さんが近所にあるなんて、羨ましいものです。
このレバ串が美味い!のです。
こちらも美味しい串焼き3種。上から、ぼんじり、かわ、手羽先です。
三ノ輪橋の停留場近くには、あかちょうちんが魅力的な路地もあります。
気になる鰻屋さん。
都電荒川線の早稲田行き始発、三ノ輪橋です。2007年に昭和30年代のレトロ調にリニューアルされたそうです。
(ベンチが見当たらなかったので、左に見える花壇に腰掛けて戦利品を頂きました。都電から多くの人が降りて来て、少し恥ずかしかったです。)
顔が見える商店街がある町はいいものです。
ジョイフル三ノ輪 地図