前回、三ノ輪橋から都電雑司ヶ谷まで「都電荒川線」を乗り降りしながら沿線を散策しました。沿線の散歩は「都電荒川線で散歩」の記事をご覧ください。
今回は乗ることに徹し、全線(早稲田から三ノ輪橋)を制覇しました。折角なので前面展望を動画撮影してみました。

路面併用区間を含む新庚申塚から荒川遊園地前と荒川区役所前付近から見えた東京スカイツリーの前面展望動画です。 車両は大きなフロントガラスの8800形です。

都電荒川線(前面展望) 


早稲田の停留場です。三ノ輪橋行きの始発となります。ここから出発しました。
早稲田の停留場


早稲田の停留場にあった「沿線案内」の看板です。沿線にみどころが沢山あることが分ります。時間があれば、ゆっくり見て回りたいものです。
沿線案内
乗車料金は大人160円、小児80円の均一料金で乗車の際に料金口に入れます。乗り降りが多い場合には都電一日乗車券400円が断然お得です。




車両の一番前で、ひたすらカメラを構えます。
前面展望
(キャプチャ)


動画1
(新庚申塚)(西ヶ原四丁目)(滝野川一丁目)(飛鳥山)(王子駅前)(栄町)(梶原)(荒川車庫前)(荒川遊園地前)

動画撮影した区間内の飛鳥山から王子駅前までの間は車と一緒に一般道を走ります。路面電車と言われますが、専用軌道を走る区間がほとんどで実際に路面を走るのはこの区間だけです。アップダウンやカーブがきつい唯一の区間でもあります。
駅周辺で一部編集していますが、走行中は原則ノーカットです。


ドアが閉まる時に「ちんちん」と鳴らして出発しますが、ドアが開かない(乗る人がいない)時には「ちんちん」と鳴らないことが分かりました。


動画2
(荒川二丁目)(荒川区役所前)

荒川二丁目から荒川区役所前に向かう途中に、ふと気付くと東京スカイツリーが見えて来ました。

 



都電荒川線 車両種類
写真を撮った(キャプチャ含む)車両を紹介します。

「7000形」
昭和53年導入。旧7000形(昭和30年製造)の台車や主要機器を再利用しているそうです。車体は新製されています。
7000形


「7022号車」(旧塗装車)
平成17年導入。昭和50年代のカラーリング(黄色地に青帯)を復活させた車両だそうです。7022号車の1両のみが走っているそうです。
7000形と8800形
(キャプチャ)
奥に見えるのは8800系のバイオレット色です。

今回乗った電車は前の電車と詰まっていて、かなり接近することがありました。詰まっているということは、前の電車に乗り込む人が多いため、私が乗った電車は常に空いていました。


「9000形」
平成19年導入。都電荒川線と沿線地域活性化のため導入された車両だそうです。昭和初期の東京市電をイメージしているそうです。
9000形 
(キャプチャ)

「8800形」※今回の動画を撮影した車両と同型です。
平成21年導入。 「荒川線の未来を開く、先進性と快適性」がコンセプトだそうです。優しさと親しみやすさをイメージした丸みのあるデザインです。 従来車両から約2割、省エネを実現しているそうです。
8800形
写真はローズレッド色、他にバイオレット、イエロー、オレンジの車両があるそうです。


他に8500形があります。


なぜか、乗っているだけで楽しい「都電荒川線」。今回は東京スカイツリーが車内から見えることが思わぬ発見でした。スカイツリーが開業すれば、夜にはライトアップされたスカイツリーが荒川線から見えることでしょう。